精神を和らげる薬

非びらん性食道逆流性は検査では確認できない

非びらん性食道逆流性は、逆流症状があるので逆流性食道炎と混同しやすいのですが、検査では確認できないという特質があります。
詳しい原因はまだ解明されていないので特効薬はないのですが、抗不安薬や抗うつ薬が有効のようです。

 

非びらん性食道逆流性は、やっかいなことに原因がまだ特定されていない病です。
しかし、食道粘膜の知覚過敏による胃酸逆流が関与していることは確かで、逆流した胃酸が食道上部まで上がると胃酸の濃度は減少します。
そうすると感受性の高い食道上部は、病変がなくても胸やけを感じることになるのです。
そうしているうちに症状は次第に進行して行き、胸やけや胸の痛みなどに苦しむことになるのですが、内視鏡検査では異常が発見されません。
薬物を用いて治療する場合は、胃酸の分泌を制御する薬や消化管の運動機能を改善する薬を利用する事が多くあります。
治療に際しては、生活習慣の改善が求められますが、薬を服用する場合、抗不安薬や抗うつ薬も用いられます。
抗不安薬や抗うつ薬が用いられるのは、ストレスや緊張を軽減する効果が期待できるからで、プロトンポンプ阻害薬では効果が期待できない時の有効な対策の1つです。

 

胸やけがよくあると胃食道逆流症が疑われ、この場合、プロトンポンプ阻止薬が処方されることになります。
しかし非びらん性食道逆流性の場合、患者に対してプロトンポンプ阻止薬が十分に効かないことが多いです。
そうした時に、薬物療法として他の薬が使用されるですが、胃痛や胃もたれ、胸やけはストレスが原因であることが少なくありません。
非びらん性食道逆流性に対する治療は、薬物療法による内科的治療とライフスタイルの改善の両面から行なうのが普通ですが、今のところ決め手になる治療法がないのが悩みです。
通常は、消化管運動機能改善薬や胃酸分泌抑制薬などの薬を服用するのですが、それでは間に合わない場合、抗不安薬を使って不安や緊張などのストレスに対処します。
抗うつ薬にはリラックス効果が期待できるので、非びらん性食道逆流性の治療に有効なのです。
特定の食品を避けたり、精神に作用する抗不安薬や抗うつ薬を使用することは、症状改善に寄与します。

 

非びらん性食道逆流性は、検査では確認できず、内視鏡検査では異常が発見されません。
今のところ特効薬はありませんが、精神作用に効果が期待できる抗不安薬や抗うつ薬はストレスや緊張を緩和できるので利用されることが多くあります。

 

 

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